GABAの米国長期投資戦略

米国株の中長期投資をテーマに記事を書いていきます

【7/5(火)の米国相場の分析🇺🇸】

3指数

  • Dow・・・- 0.42%
  • S&P500・・・+ 0.16%
  • Nasdaq・・・+ 1.75%

 

この日はDowがマイナスな一方、Nasdaqが上昇しています。

セクター別に見てみると、長期金利の下落が続いているお陰かハイテク銘柄の上昇が目立ちます。

そのためハイテク銘柄のウエイトの大きなNasdaqが上昇したものと思われます。

一方エネルギーや素材などコモディティ関連銘柄はコモディティ価格の大きな下落の影響で

大きくと下落しています。

www.bloomberg.co.jp

原油先物も100ドル以下まで下落しています。

この影響でDowがマイナスで終わったものと思われます。

 

↑の画像はS&P500の1分足のチャートです。

相場が開いてすぐは少し下落をしていましたが、一日中上昇していることがわかります。

 

相場が開く前に先物は大きくと下落していました。

これはEU時間にEU相場が大きく下落したためだと考えられます。

 

↑の画像はEU50の1分足チャートです。

こちらは対照的にEU相場が開いている時間一日中下落を続けていたことがわかります。

www.bloomberg.co.jp

 

↑の画像はNasdaqの1分足チャートですが、もちろん米国株先物EU相場につられて下落していました。

経済見通しの悪化は各国で課題となっています。

www.bloomberg.co.jp

今はリセッション懸念で利上げについても早い段階で利下げに踏み切るのではないかという見方も出ています。

www.bloomberg.co.jp

 

上海では再びロックダウンリスクが高まっています。

www.bloomberg.co.jp

 

これを受けて、株、債権利回り、コモディティの全てが下落傾向にあり、

相場はリセッショントレードという表現がしっくりくるほどリセッションを警戒した動きが続いています。

www.bloomberg.co.jp

ETF

  • ARKK・・・+ 9.1%
  • IPO・・・+ 5.93%
  • IWM・・・+ 0.83%
  • DBC・・・- 6.72%
  • GLD・・・- 2.12%
  • TLT・・・+ 0.79%

 

この日はリスクオフでハイテク銘柄が強かったこともあって

ARKKやIPOが強いですね。

コモディティ価格が大きくと下落しており、DBCコモディティETF)の下落が目立ちます。

GLD(ゴールド)は今までそこまで大きな下落となっていませんでしたが、

この日は大きく下落しています。

 

↑の画像はARKKの日足チャートです。

この日大きくと上昇していることがわかります。

もう少し上昇して前回の反発時の高値である46ドル近辺を上抜ければ

しばらく上昇が続きそうですね。

この日強かった銘柄

Affirm(AFRM)・・・+ 15.36%

特にポジティブなニュースはなさそうですが、

リスクオフ相場となり、グロース銘柄やIPO銘柄が強かったこともあり、

それらが追い風となっているようです。

また、消費者が物を購入するための資金を調達するために分割払いサービスを運用するAffirmにとっては

金利下落はさらに追い風となっているように思います。

Crocs(CROX)・・・+ 12.22%

靴メーカーのCrocsですが、

7/5にLoop CaptalのアナリストがCrocsのレーティングを

HoldからBuyにアップグレードしました。

また、目標価格も52.42ドルから75ドルに引き上げました。

Crocsパンデミック銘柄ではなく昨今の下落は行き過ぎだとの見方を示しました。

この日のCrocs終値は53.81ドルとなっています。

Norweigian Cruise Line(NCLH)・・・+ 9.97%

この日は原油価格が下落してたこともあり、

燃料が直接的なコストとなるクルーズ株や航空株にとっては

ポジティブなニュースとなっていそうです。

 

また、 Norweigian Cruise Lineは船に乗る前に今までコロナの検査を実施していたのですが、

このコロナの検査の中止を発表しました。

www.cruiseindustrynews.com

クルーズ船に乗る前にコロナの検査をする必要がなくなったようです。

この日弱かった銘柄

Freeport-McMoRan(FCX)・・・- 6.64%

金や銅の鉱山株であるFreeport-McMoRanですが、

引き続き金や銅が大きくと下落をしており、

その影響で下落しているようです。

7/4にRaymond JamesのアナリストはFreeport-McMoranの

レーティングをOutperformで維持しつつも

目標価格を59ドルから52ドルに引き下げました。

Freeport-McMoranのこの日の終値は27.26ドルとなっています。

Devon Energy(DVN)・・・- 5.84%

この日は原油価格も大きく下落していたこともあり、

エネルギー関連銘柄も大きく下落しています。

↑は原油の日足チャートですが、この日の下落の大きさがわかります。

リセッション懸念が高まり続ける間は下落が続きそうに思います。

ASML(ASML)・・・- 3.87%

半導体製造装置メーカーのASMLですが、

米が中国へASML装置の販売を禁止するよう各国に求めていることがわかりました。

www.bloomberg.co.jp

日本やオランダに対して働きかけを行っているようです。

【7/4〜の週の重要な経済イベント】

7/4〜の週の重要な経済イベント

7/4(月)

  • 18:00 EU ユーロ圏生産者物価指数(PPI

7/5(火)

7/6(水)

7/7(木)

  • 21:15 米 ADP民間雇用者数
  • 21:30 米 貿易収支

7/8(金)

  • 21:30 米 非農業部門雇用者数(NFP)
  • 21:30 米 失業率

7/9(土)

まとめ

この週は水曜日に米のPMIや非製造業景気指数、FOMC議事録の発表があります。

引き続きインフレ、リセッション(景気後退)、利上げペースといったもののリスクがあり、

そのうちインフレが減速傾向、リセッション懸念が上昇傾向にあると思います。

今後もPMIや非製造業景気指数がどのように推移していくかに注目していきたいですね。

【7/1(金)の米国相場の分析🇺🇸】

3指数

  • Dow・・・+ 1.05%
  • S&P500・・・+ 1.06%
  • Nasdaq・・・+ 0.9%

 

この日は3指数とも上昇となりました。

この日は半導体銘柄以外は上昇していそうですね。

 

半導体大手であるMicron Technology半導体の需要減速を指摘しました。

今までアナリストが半導体の将来的な需要減速について警鐘を鳴らしてきましたが、

企業から需要減の見通しを報告したことにより、より一層半導体セクターへの

恐怖が高まってきていると思います。

www.bloomberg.co.jp

 

この日は製造業PMIとISM製造業景況指数が発表されました。

■製造業PMI

  • 前回・・・52.4
  • 予想・・・52.4
  • 結果・・・52.7

■ISM製造業景況指数

  • 前回・・・56.1
  • 予想・・・55.5
  • 結果・・・53

 

製造業PMIは予想を上回りましたが、ISM製造業景況指数は予想を下回りました。

この米ISM製造業景況指数の結果は2年ぶりの低水準となりました。

www.bloomberg.co.jp

今日株価は上昇しているものの、景気後退懸念はますます高まっていると言えると思います。

JPモルガンは米GDP予想を下方修正しました。

4-6月期の予想を2.5%から1%に修正しています。

www.bloomberg.co.jp

 

JPモルガンだけでなく、多くのエコノミストが米経済見通しの下方修正をしています。

www.bloomberg.co.jp

 

米の財務長官であるサマーズ氏も年内の景気後退リスクが上昇していると警鐘を鳴らしています。

www.bloomberg.co.jp

 

景気後退が来る場合はインフレは落ち着くはずなのですが、

JPモルガンは最悪のシナリオとして原油が380ドルまで上昇する可能性があると指摘しています。

www.bloomberg.co.jp

 

ちなみに米GDPは7/28に発表があります。

そこで結果がマイナスとなれば、二四半期連続のマイナス成長となり、定義上のリセッション入りとなります。

 

↑はS&P500に連動するETFであるVOOの日足チャートです。

青い線は大きなサポートレベルなのですが、

何度もこのレベル(342ドルくらい)で反発していることがわかります。

このレベルを下落すると、さらに下落することが予想されるので注意が必要です。

ETF

  • ARKK・・・+ 3.36%
  • IPO・・・+ 2.52%
  • IWM・・・+ 1.21%
  • TLT・・・+ 0.83%
  • GLD・・・- 0.08%
  • DBC・・・+ 0.49%
  • DBA・・・- 1.96%

 

この日はリスクオン相場であったこともあり、

ARKK、IPO、IWM(ラッセル)が強かったです。

また、TLT(米長期国債)も上昇を続けています。

つまり、米長期金利は下落を続けています。

これはリセッション懸念から安全資産が買われているためだと思われます。

DBA(農業商品関連 ETF)が弱かったですね。

DBCコモディティ関連ETF)が久々に上昇しました。

 

↑の画像はARKKの日足チャートです。

MACDがもう少しで下落トレンドとなりそうですが、

ギリギリ耐えているという感じでしょうか。

この日強かった銘柄

Etsy(ETSY)・・・+ 9.02%

7/1にEvercore ISIが目標価格を130ドルから95ドルに引き下げましたが、

レーティングはOutperformを維持しました。

6/29にはRaymond JamesもEtsyのレーティングをOutperformとし、目標価格を100ドルとしています。

Etsyのこの日の終値は79.81ドルとなっています。

ハイテクのグロース銘柄もこの日は強かったです。

Lennar(LEN)・・・+ 5.71%

宅建設会社であるLennarですが、6/21の決算が良かったことから

上昇が続いているようです。

住宅金利が上昇する中、不動産は厳しそうにも見えますが、

相場はポジティブに見ているようですね。

RH(RH)・・・+ 3.98%

高級家具メーカーのRHですが、

Goldman Sachsが目標価格を262ドルから224ドルに引き下げ、レーティングはNeutralを維持しました。

しかし、前日にRHが業績見通しを引き下げ、大きくと下落していました。

www.cnbc.com

gabainvestment.hatenablog.com

なので、大きく下落したことによる一時的な反発だと考えられます。

RHのこの日の終値は220.7ドルとなっています。

Apple(AAPL)・・・+ 1.62%

JP MorganのアナリストはAppleの業績見通しについてポジティブなようです。

JP MorganのアナリストはAppleのレーティングをOverweightとしました。

目標価格は200ドルとしています。

この日の終値は138.93ドルとなっています。

この日弱かった銘柄

Kohl's(KSS)・・・- 19.64%

米国の小売チェーンを運営するKohl'sは

Franchise Group(FRG)から買収されるという噂がありましたが、

数ヶ月の交渉の上、景気悪化や資金調達状況を理由に

Kohl'sはFranchise Group(FRG)への売却を中止することとなりました。

www.reuters.com

Amkor Technology(AMKR)・・・- 8.91%

半導体銘柄である Amkor Technologyですが、

先ほどもMicron Technology半導体需要が減速する見通しを発表しました。

www.bloomberg.co.jp

AmkorはPERが6.01とかなり低くなっていますね。

Dell Technologies(DELL)・・・- 7.51%

先ほどもMicron Technology半導体需要が減速する見通しを発表しました。

www.bloomberg.co.jp

その中でもスマートフォンやコンピュータ向けの半導体の需要が弱まっているとしました。

また、米調査会社のガートナーは世界のパソコン出荷数は今年9.5%減少する見通しだという見方を示しました。

元々PCはパンデミックになり、在宅勤務が増えたり、家でゲームをする人が増えたことにより

パソコンの需要が高まったという見方がありました。

つまり、コロナ禍だからこそ上昇した銘柄であり、パンデミック銘柄であるという見方がありました。

米の大手企業でも在宅勤務から出勤へと徐々に移行しているので、

そういった背景からPC需要減の見通しが出ているものと思われます。

【6/30(木)の米国相場の分析🇺🇸】

3指数

  • Dow・・・- 0.82%
  • S&P500・・・- 0.88%
  • Nasdaq・・・- 1.33%

 

この日は三指数とも下落となりました。

セクター別に見てみると、ヘルスケア、生活必需品、公益事業など

特にディフェンシブ銘柄が強かったです。

 

minkabu.jp

この日は米PCEデフレータの発表がありました。

上昇はやや鈍化しており、市場予想を下回る結果となりました。

これを受けて米長期国債は続落となりました。

www.bloomberg.co.jp

そして、3%を下回りました。

インフレ懸念は後退してきていますが、リセッション懸念が膨らんでいるようです。

 

昨日アナリストが米企業の業績見通しの下方修正をしたということを書きましたが、

エコノミストも米経済見通しについて下方修正をしているようです。

www.bloomberg.co.jp

 

原油については、

OPECプラスが8月も生産回復維持をすることを発表しました。

www.bloomberg.co.jp

バイデン大統領は引き続き各所に増産を要請しています。

www.bloomberg.co.jp

 

続いて各指数について

↑の画像はS&P500の日足チャートです。

この日は一日下落していたわではなく、相場が開いた後はしばらく上昇が続いており、

その後少し下げたところで終わりました。

下がってはいるものの、PCEデフレータの結果を受けて

インフレが鈍化傾向であることに対してポジティブに考えている人と

リセッション懸念に対してネガティブに考えている人がいるという感じでしょうか。

最近は月初に下落し、月末に上昇する傾向が続いています。

今週もそうなのですが、来週以降は特に注意する必要がありそうです。

ETF

  • ARKK・・・- 3.93%
  • IPO・・・- 2.3%
  • IWM・・・- 0.78%
  • TLT・・・+ 0.88%
  • GLD・・・- 0.61%
  • DBC・・・- 3.09%
  • DBA・・・- 1.55%

 

DBC、DBAなどコモディティ関連がやはり続落となっています。

いずれもリセッションによる需要後退懸念であると考えられます。

また、引き続きリスクオフ相場であることもあり、ARKKやIPOは大きく下落しています。

反対にTLT(米長期国債)は続伸が続いています。

利上げ局面の中、安全資産である米国債が買われるということはリセッション懸念が強まっているということだと思います。

 

↑の画像はARKKの日足チャートです。

MACDがもうすぐ下落トレンドになりそうなところです。

今回は前回のサポートラインを下抜けてもおかしくないと思います。

最近は月初に大きく下落し、月末に回復する傾向が続いています。

この日強かった銘柄

Pfizer(PFE)・・・+ 2.93%

PfizerとBioNTechが米国政府と32億ドルでコロナワクチンを1億500万回分提供する

ということを発表しました。

BioNTechは5.01%上昇しています。

www.businesswire.com

Exelon(EXC)・・・+ 2.21%

公益事業を行うExelonですが、

6/30にUBS Groupが目標価格を54ドルから49ドルに引き下げています。

目標価格は引き下げていますが、レーティングはBuyを維持しています。

他の銘柄がレーティングの引き下げが実施される中、レーティング維持に好感が持たれているのでしょうか。

Exelonのこの日の終値は45.32ドルとなっています。

Costco(COST)・・・+ 2.01%

特にポジティブなニュースはなさそうですが、

このところ堅調に上昇しています。

一時インフレによるコスト増懸念で生活必需品や小売関連銘柄は下落していましたが、

インフレが落ち着く見通しであれば、Costcoは引き続き期待できそうですね

この日弱かった銘柄

RH(RH)・・・- 10.56%

バフェットも投資している高級家具のRHですが、

通年の業績見通しの引き下げを発表しました。

金利上昇の中で、需要が今年は減速していくことを予想しているようです。

www.cnbc.com

Unity(U)・・・- 6.83%

Unityはじめグロースのハイテク銘柄も多く下落しています。

アナリストが多くのハイテク銘柄の業績見通しを引き下げたからでしょうか。

Unityは200人超の従業員の解雇を発表しました。

数週間前にはCEOが従業員を解雇しないと明言していたそうです。

gigazine.net

UnityはKeyCorpのアナリストが6/30にUnityのレーティングをSector Weightとしています。

BTIG Researchは6/29にUnityのレーティングをBuyで維持した状態で目標価格を110ドルから73ドルに引き下げています。

Unityのこの日の終値は36.82ドルとなっています。

Universal Health Services(UHS)・・・- 6.09%

その名の通りヘルスケアサービスを手掛けるUniversal Health Servicesですが、

通年のガイダンスの引き下げを発表しました。

患者数が減少しているようです。

ir.uhsinc.com

【6/29(水)の米国相場の分析🇺🇸】

3指数

  • Dow・・・+ 0.27%
  • S&P500・・・- 0.07%
  • Nasdaq・・・- 0.03%

 

この日は小幅動きでDowのみプラスとなりました。

NasdaqよりもS&P500の方が下落幅が大きいのは面白いですね。

ハイテク銘柄はそれほど弱くなかったものの、

半導体銘柄の下落が目立ちます。

半導体銘柄の一部はアナリストから目標価格を引き下げられました。

あとはエネルギー銘柄などコモディティ価格に連動する銘柄は大きく下落していますね。

 

そして、何より気になるのは利上げ、インフレについてですが、

クリーブランド連銀のメスター総裁はFRBの利上げは始まったばかりだとし、

長期の予想のインフレ率上昇に気を緩めてはならないと警鐘を鳴らしています。

www.bloomberg.co.jp

 

FRBのパウエル議長は米経済が力強い状態にあり、堅調な労働市場を維持しながらもインフレを低下させることができると述べました。

ただ、リセッション回避をすることの難しさは増しているとしています。

www.bloomberg.co.jp

 

一方で1-3月の米個人消費支出は大幅に下方修正されました。

これにより、米経済が減速傾向であることがより明らかになりました。

www.bloomberg.co.jp

また、ウォール街のアナリストは決算シーズンを前に相次いで大手ハイテクの業績見通しを下方修正しています。

AmazonNvidia、Alphabetなどの業績見通しが引き下げられているようです。

www.bloomberg.co.jp

 

株価については、ウォール街で60年のベテラン投資家がS&P500は3100で底入れと予想していることが明らかになりました。

3000、3100、3200といったネガティブな予想が多いですね。

www.bloomberg.co.jp

 

↑の画像はS&P500の日足チャートです。

また、下落傾向になってきました。

今の価格は3818.84となっています。

なかなかRSIが50を突破せず、50付近で下落傾向に転じるケースが多いですね。

このまま下落を続けるとすれば3680くらいまでは下落しそうです。

 

↑の画像はS&P500に連動するETFであるVOOの日足チャートです。

この日の前日の下落時の出来高がそれなりに大きいことがわかります。

まだまだ売り圧力は残っていそうです。

ETF

  • ARKK・・・- 1.57%
  • IPO・・・- 1%
  • IWM・・・- 1.01%
  • DBC・・・- 1.72%
  • GLD・・・- 0.08%
  • TLT・・・+ 1.56%

 

この日はTLT(米長期国債)が大きくと上昇しています。

つまり長期金利が大きく下落しています。

しかし、リスクオフ相場となり、ARKKやIPOは下落していますね。

DBCコモディティETF)が引き続き大きく下落しています。

 

↑はARKKですが、まだまだサポートラインは維持していることがわかります。

何より5/12にボトムをうった時が一番出来高が大きく、それ以降はそれほど出来高がないことが興味深いです。

 

↑は最近上昇が続いている米長期国債ETFであるTLTの日足チャートです。

MACDも上昇トレンドになっていて、RSIが50をもう少しで超えそうです。

今止まっているレベルが過去に何度も止まっているレベルなので

重要なレジスタンスとなりそうです。

この日強かった銘柄

General Mills(GIS)・・・+ 6.35%

食品会社のGeneral Millsは6/29に決算発表があり、

 

  • EPS・・・予想 + 11.04%
  • 売上・・・予想 + 1.8%

 

とEPS、売上共に予想を上回りました。

しかし、消費者がインフレ懸念でより安価なブランドにシフトしているため、

通年の業績は予想よりも弱い見通しとなりました。

しかし、チャートを見てみると、この日の出来高はかなりと高いことがわかります。

業績見通しの引き下げ自体はある程度相場に織り込まれていると見た方がいいかもしれません。

Meta(META)・・・+ 2.03%

seekingalpha.com

JP Morganはオンライン広告の勢いが減速しつつあるとし、大幅に業績見通しを引き下げています。

目標価格は275ドルから225ドルに引き下げました。

本来なら下落するところなのかもしれませんが、これだけの大手の銘柄が

今まで下落し続けてきたということもあって割安であるという評価も一定数あるのかもしれません。

また、JP Morganの目標価格225ドルという数字はこの日の終値と比較すると高い数字となっています。

この日のMetaの終値は163.94ドルとなっています。

McDonalds(MCD)・・・+ 2.02%

6/29にAtlantic SecuritiesのアナリストがMacDonald'sの目標価格を245ドルから278ドルに引き上げた上で

レーティングをNeutralからOverweightにアップグレードしました。

インフレやリセッションで個人消費が鈍化していったとしても

McDonald'sは維持できるだろうという見方を示しました。

Microsoft(MSFT)・・・+ 1.47%

ハイテク銘柄の業績見通しの引き下げが続く中、

6/29にRedburn Partnersのアナリストは

MicrosoftのレーティングをBuyとし、目標価格を370ドルとしています。

Microsoftのこの日の終値は260.26ドルです。

この日弱かった銘柄

Bed Bath & Beyond(BBBY)・・・- 23.58%

雑貨の小売チェーン店を運営するBed Bath & Beyondは6/29に決算発表があり、

 

  • EPS・・・予想 - 104.14%
  • 売上・・・予想 - 3.27%

 

とEPSが予想を大きく下回りました。

Bed Bath & BeyondのCEOはMark Trittonが公認となることとなりました。

↑はBed Bath & Beyondの日足チャートですが、

やはり出来高が大きく、売り圧力が大きいことがわかります。

Carnival(CCL)・・・-14.14%

Morgan StanleyのアナリストがCarnivalの目標価格を13ドルから7ドルに引き下げました。

Morgan StanleyはずっとCarnivalの債務水準について警鐘を鳴らしています。

gabainvestment.hatenablog.com

再掲しておくと、Morgan Stanleyが上げているCarnivalのリスクは以下

  • 売上の低迷
  • 経済リスクの拡大
  • 債務利息の費用の上昇

他のクルーズ銘柄も同様に下落しており、

  • Royal Caribbean Cruises(RCL)・・・- 10.26%
  • Norwegian Cruise Line(NCLH)・・・- 9.33%

となっています。

 

↑はCarnivalの日足チャートです。

やはりこの日の出来高がかなりと大きいことがわかります。

Valero Energy(VLO)・・・- 6.37%

この日は原油価格が再び下落に転じました。

↑は原油の日足チャートです。

(データは6/30時点のものになります)

前日の6/29も下落していることがわかります。

Shopify(SHOP)・・・- 5.64%

この日はShopifyの株式分割があり、10分割となったので

株価は33.05ドルとかなり安くなりました。

Morgan Stanleyのアナリストは目標価格を45ドルとし、

Stifel Nicolausのアナリストは目標価格を65ドルとしています。

本来は株式分割があったので大きくと上昇してほしいところですが、

業績見通しもあまり良くなく、前回の決算も予想を下回ったので下落したという感じでしょうか。

【6/28(火)の米国相場の分析🇺🇸】

3指数

  • Dow・・・- 1.56%
  • S&P500・・・- 2.01%
  • Nasdaq・・・- 2.98%

 

この日は3指数とも下落の一日となりました。

セクター別に見てみると、エネルギー銘柄以外は下落しています。

 

OPECプラスの石油供給量は合意水準を5億バレル下回ったようです。

www.bloomberg.co.jp

また、ロシア産原油の価格はアジアからの需要により抑制が容易でないとの見方があります。

www.bloomberg.co.jp

この日、原油価格が上昇し、エネルギー銘柄が上昇していたわけですが、

原油については供給問題が解決しているわけではないので、景気後退懸念となっても上昇を続けるように思います。

 

また、この日発表された経済指標では、

コンファレンスボード消費者信頼感指数が発表されました。

結果は、

  • 前回・・・103.2
  • 予想・・・100.1
  • 結果・・・98.7

 

と予想も前回も下回る結果となりました。

www.bloomberg.co.jp

 

この結果は1年4ヶ月ぶりの低さのようです。

これはインフレ懸念により消費者が消費を抑えることを示す結果となっています。

相場には景気後退懸念が広がる結果となりそうです。

www.bloomberg.co.jp

 

このままいけば、リセッションの懸念も続くわけですが、

サンフランシスコ連銀総裁は米経済成長がマイナス領域に落ち込むことはないとし、

成長が減速してもマイナス成長とはならない見方を示しました。

www.bloomberg.co.jp

 

ETFからは1兆円余りが流出しているようです。

今回の反発では、本来あるはずのETFへの資金流入がなかったとし、

まだまだ弱気相場が継続中である可能性が高そうです。

www.bloomberg.co.jp

ETF

  • ARKK・・・- 5.87%
  • IPO・・・- 4.19%
  • IWM・・・- 1.88%
  • GLD・・・- 0.16%
  • DBA・・・+ 0.44%
  • DBC・・・+ 1.19%
  • TLT・・・+ 0.47%

 

消費者信頼感指数の結果が弱かったことから景気後退懸念が強まってるので

TLT(米長期国債)は上昇しており、長期金利は下落しています。

一方でリスクオフ相場だったので、リスクの高いIPOやARKKが大きく下落しています。

この日は原油価格が上昇していましたが、同様にDBCコモディティ)の価格も上昇していることがわかります。

これはインフレがまだまだ続くという懸念も相場にあるためだと思います。

このところ強かったIWM(ラッセル)の下落がNasdaqやS&P500よりも小さいことが興味深いですね。

 

画像はARKKの日足チャートです。

ARKKは底をうった時の出来高が他の指数や銘柄と比較して非常に大きかったのですが、

この日大きくと下落したことにより、6/8の反発時の高値を越えるのが難しそうに見えます。

まだまだ下落時の安値を下抜けたわけではないので、

46ドルくらいのレベルを上抜けられるかどうかに注目していきたいです。

この日強かった銘柄

Occidental Petroleum(OXY)・・・+ 4.77%

この日原油価格が上昇していたのでエネルギー銘柄が全体的に強い一日となったのですが、

ウォーレンバフェットが経営するバークシャーハサウェイがOccidental Petroleumを

二週連続で買い増ししていることが明らかになりました。

jp.reuters.com

27日終値で90億4000万ドル相当となるようです。

保有比率は25%を超えています。

Qualcomm(QCOM)・・・+ 3.48%

アナリストはAppleが2023年のiPhoneQualcommの製品(5Gモデム)を使用すると予測しているようです。

Qualcommは以前2023年にiPhoneのモデムの20%を供給することを目指しているとしていました。

www.cnbc.com

Morgan Stanley(MS)・・・+ 0.93%

上昇としては、それほど大きくないですが、

相場が開いた時には大きく上昇しており、リスクオフ相場の中一日中下落していました。

Morgan Stanleyは配当を11%増やすことを発表しました。

また、200億ドルの自社株買いも発表しています。

www.bloomberg.co.jp

これはFRBが発表した年次のストレステストに通過したことが理由のようです。

www.federalreserve.gov

リセッション入りして不況が続いたとしても乗り越えられるだけの資本水準が十分にあることを示しています。

この日弱かった銘柄

Nike(NKE)・・・- 6.99%

Nikeは6/27に決算発表があり、

 

  • EPS・・・予想 + 12.28%
  • 売上・・・予想 + 1.44%

 

とEPS、売り上げともに予想を上回りました。

しかし、第一四半期の売上高は前年比で僅かに上昇としながらも

通年では売上が少なくなる見通しであるとしています。

これを受けて6/28に多くのアナリストが目標価格の引き下げを実施しています。

Coinbase(COIN)・・・- 8.54%

Coinbaseは前日も大きくと下落していました。

gabainvestment.hatenablog.com

6/27にGoldman Sachsのアナリストが仮想通貨の価格が

Coinbaseのビジネスの圧力となっているので、コスト削減に努める必要があるとし、

CoinbaseのレーティングをNeutralからSellにダウングレードしました。

また、目標価格を70ドルから45ドルに引き下げました。

この日のCoinbaseの終値は51.18ドルとなっています。

Etsy(ETSY)・・・- 8.2%

Etsyは前日も大きくと下落していました。

gabainvestment.hatenablog.com

Etsyの事業はインフレの影響を受けて高止まりする恐れがあるとし、

6/27にNeedham & CompanyのアナリストがレーティングをBuyからHoldにダウングレードしました。

また、6/28にはGuggenheimのアナリストがEtsyの目標価格を175ドルから101ドルに引き下げています。

この日のEtsyの終値は74.04ドルとなっています。

【6/27(月)の米国相場の分析🇺🇸】

3指数

  • Dow・・・- 0.2%
  • S&P500・・・- 0.3%
  • Nasdaq・・・- 0.72%

 

この日は小幅動きではありますが、3指数とも下落の一日となりました。

セクター別に見てみると、長期金利の上昇の影響かハイテク銘柄が多く下落しており、

原油価格の上昇の影響でエネルギー価格の上昇が目立ちます。

 

この日3指数が下落したとは言え、チャート的にはまだMACDが上昇トレンドとなったばかりです。

↑の画像はS&P500の日足チャートです。

www.bloomberg.co.jp

Morgan Stanleyはこの一時的上昇局面は今後も続き、5-7%上昇する可能性もあると見ています。

その後下げは再開し、リセッションならS&P500が3000まで落ち込む予想のようです。

S&P500は現在3900ほどなので、900も下落する予想です。

これは今の水準から23%程の下落となります。

 

MLIVの調査ではリセッション懸念で年末予想は3700と5%下回る予想としつつも底入れは遠くないとの見方を示しています。

役割別の各トレーダーの予測の中央値となっています。

www.bloomberg.co.jp

www.bloomberg.co.jp

国際決済銀行(BIS)が各中央銀行にスタッグフレーションを阻止するための呼びかけをしているようです。

 

一方で著名投資家のマイケルバーリは小売セクターで「ブルウィップ効果」が起きており、

FRBの金融引き締めの反転につながる可能性があるとの見方を示しています。

www.bloomberg.co.jp

 

この日発表された経済指標では、

■耐久財受注

  • 前回・・・0.4%
  • 予想・・・0.2%
  • 結果・・・0.7%

■耐久財受注(輸送除くコア)

  • 前回・・・0.2%
  • 予想・・・0.4%
  • 結果・・・0.7%

www.bloomberg.co.jp

■中古住宅販売成約指数

  • 前回・・・-4%
  • 予想・・・0.7%
  • 結果・・・0.7%

www.bloomberg.co.jp

と米経済はまだまだ強いということを示す結果となりました。

これにより利上げペース加速懸念とリセッション懸念により

この日の下落に繋がったと考えられます。

ETF

  • ARKK・・・- 2.25%
  • IPO・・・- 2.32%
  • IWM・・+ 0.37%
  • DBA・・・- 1.21%
  • DBC・・・- 0.22%
  • TLT・・・- 0.85%
  • GLD・・・- 0.11%

 

この日3指数が下落していたにも関わらIWM(ラッセル)が上昇しているのは興味深いです。

銘柄組み替えへの期待感からでしょうか。

ARKKやIPOはこのようなリスクオフ相場では売られてしまいますね…

引き続きDBCやDBA、GLDなどコモディティ価格の下落が目立ちます。

TLT(米長期国債)も下落していることから長期金利が上昇していることがわかります。

画像はARKKの日足チャートですが、

ダブルボトムを形成しているように見えますが、

前回の反発時の高値を超えられずにいます。

ここを上抜けられるかどうかに注目したいです。

この日強かった銘柄

Robinhood(HOOD)・・・+ 14%

Robinhoodは証券取引アプリを運営する会社ですが、

FTXがRobinhoodの買収を検討しているという話が出たようです。

www.cnbc.com

このことについてRobinhoodはコメントを控えています。

このニュースを受けて、

6/27にGoldman SachsのアナリストはRobinhoodのレーティングをSellからNeutralにアップグレードしました。

また、目標価格は11.5ドルから9.5ドルに引き下げました。

この日の終値は9.12ドルとなっています。

Valero Energy(VLO)・・・+ 8%

エネルギー銘柄のValero Energyですが、

この日はエネルギー価格が上昇していたため、エネルギー銘柄全体が反発を見せています。

画像はWTI原油の日足チャートです。

今まで景気後退懸念で大きくと下落してきた原油価格ですが、

このところ連日上昇していることがわかります。

景気後退懸念で需要が減る見通しだとしても、供給問題は解決されていないので

原油が今後反発を続ける可能性というのもまだあると思います。

BioNTech(BNTX)・・・+ 7.21%

PfizerとBioNTechのコロナワクチンが変異体に対する免疫効果が改善したとの報告を受けて上昇しているようです。

www.cnbc.com

Pfizerはこの日、0.56%の上昇となっています。

この日弱かった銘柄

Coinbase(COIN)・・・- 10.76%

6/27にGoldman Sachsのアナリストが

CoinbaseのレーティングをNeutralからSellにダウングレードしました。

また、目標価格を70ドルから45ドルに引き下げました。

この日のCoinbaseの終値は55.96ドルとなっています。

Goldman Sachsは仮想通貨の価格がCoinbaseのビジネスの圧力となっているので、

コスト削減に努める必要があるとの見方を示しています。

Etsy(ETSY)・・・- 3.55%

6/27にNeedham & Companyのアナリストが

EtsyのレーティングをBuyからHoldにダウングレードしました。

Etsyの事業はインフレの影響を受けて高止まりする恐れがあると警告しています。

Carnival(CCL)・・・- 2.76%

この日強かった銘柄でValero Energyを上げ、エネルギー価格が反発していることを説明しましたが、

エネルギー価格が上昇するということはクルーズ株や航空株にとっては

燃料価格が上昇することを意味するので、

この日はクルーズ株、航空株が下落しています。

 

また6/27にWell FargoのアナリストがCarnivalの目標価格を21ドルから13ドルに引き下げました。

Stifel NicolausのアナリストもCarnivalの目標価格を30ドルから20ドルに引き下げました。

Carnivalのこの日の終値は10.55ドルとなっています。